食べ聞かせ



「元気な朝ごはん」


皆さんは朝ごはんをしっかりと食べていますか?
私は子供の頃、朝ごはんが全く食べられませんでした。
特に夜に間食していたわけではなかったのですが、どうしても朝に食欲が出ないのです。
両親に叱られて、無理やり食べるのですが、食パンを半分食べるのが精一杯・・・。
いつもいやいや朝食を食べていました。
そんな私でしたが高校で部活に入ってからというもの、
朝お腹が空いて目が覚めるようになりました。
朝から菓子パンを3つ、朝練をしてからおにぎりを2個食べるという、
子供の頃からは考えられない量を食べるようになったのです。
それ以来、大人になった今も朝ごはんをしっかり食べられるようになりました。
部活のおかげですね。
 
“朝ごはんを食べると体温が上昇して、脳が活性化し、活力が沸いてくる、
だから朝食は食べたほうがいい”というのは今や一般的に広く認識されていることですよね。
「それはわかっているけど、じゃあ何をどのように食べたらいいの?」 という方も多いはず。
よく、脳のエネルギー源はブドウ糖だから、朝はご飯やパンやバナナなどの
糖質だけ摂ればいいと思われがちですが、実は体温上昇作用が最も大きいのは、
肉や魚、卵などのたんぱく質なんです。
まずたんぱく質が体温を上げ、次に脳のエネルギーとなる糖質が燃え出す。
 
そしてたんぱく質と糖質がエネルギーを出し切ったあたりで、
スロースターターの脂質が燃え出します。
結果、昼食までの間に実に効率良いエネルギー代謝が行われるわけです。
つまり、
(1) ウォーミングアップのためのたんぱく質
(2) 腹持ちのいい燃料となる糖質
(3) スタミナ補給の脂質
これら3つの栄養素をバランス良く摂ることが大切です
まず、これらがバランスよく含まれた朝食を心がけること。
でもそれ以上に大切なのは「毎日食べても飽きない継続可能な食事」であるということ。
朝から何時間もかけて作ったり、こってりと味の濃い料理は、毎日はちょっと避けたいですものね。
パン食派、ごはん食派があると思いますが、どちらにしても
たんぱく質、糖質、適度な脂質をバランスよく含む献立を心がけましょう。
 
 
 
 


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